習い事から得るもの

あなたはこどもの時、習い事をしていましたか?
あなたがこどもの頃は、習い事で忙しくしていたクラスメイトもいたかもしれません。
現在、日本でポピュラーな習い事は、英語や英会話である語学、そしてスイミングや野球などのスポーツ系、ピアノや書道などの芸術系でしょうか。
わたしたち親世代がこどもの頃に、人気のあった習い事が、今も人気とは限りません。
社会とそれを取り巻く環境が変化していくのと同じく、習い事も時代とともに変化していくのです。
また、習い事の選択には、こどもや親の興味の矛先が大きく関わってきます。
そして、住んでいる地域や、地域の中に良い先生がいるかどうかなどの環境にも左右されます。
また、習い事を続けるにあたっては、習い事への通いやすさだったり、モチベーションやかかる費用なども大切になってきます。
習い事は、家庭の経済状況によっても、大きく左右される教育のひとつでもあります。
そして、両親が親しんだことのある分野がある場合は、どうしても関連した習い事をこどもにもさせがちですが、これもいちがいに良いとは言えません。
習い事を選ぶ際には、大人の意見や希望、価値観だけではなく、こどもひとりひとりを見て、選ぶ必要があります。
こどもの性格や興味の対象を、ある程度見極めてあげることがもちろん大切です。
さらに、こども自身のライフスタイルを考え、本来の学業や基本的な生活に負荷になりすぎない程度で、習い事をアレンジしてあげることも、こどもののびのびとした健やかな成長のためには必要となります。